ArchiCAD20: 内壁の建方



1. まず画面左のツールボックス内に表示されている"線"ツールのアイコンをクリックし、内壁を正確に設置するためのガイドとなる補助線を引く。次のように表示される。



2. ツールボックス内に表示されている"壁"ツールのアイコンをクリックする。そして、画面上部下段に表示される"デフォルト設定"欄の"壁"のアイコンをクリックすると"壁のデフォルト設定"ウィンドウが表示される。このウィンドウで、壁の断面形や壁厚を設定する。ここでは、既に垂直等厚で寸法200mmとあらかじめ設定されている寸法を150mmに変更する。そして"基準線:"の欄ではアイコン右の黒三角印をクリックすると下図のようにプルダウンメニューが現れるので、"中央"を選んでクリックし、ウィンドウ下部の"OK"ボタンをクリックする。



3.画面上部の"グリッドスナップ"をクリックしてグリッドスナップ機能をoffにした後"特殊スナップ点"がonであることを確認し、マウスのカーソルを外壁の内側の線と補助線との交点の上に置いてクリックし、さらにカーソルをもう一方の外壁の内側の線と補助線との交点の上に置いてクリックすことで、次のように内壁が設置される。



4. 既に描いた外壁の内側の線と補助線の交点や補助線どうしの交点を手掛かりに順次内壁を設置して行く。次のように表示される。なお、柱の面に面一の内壁を描く場合には、"壁のデフォルト設定"ウィンドウの"基準線:"の欄を"中央"にしてから作業のこと。



5. 画面上部の"3Dウィンドウ"のアイコンをクリックして、設置された内壁を3Dで確認する。



  確認を終えたら画面右"ナビゲータ"欄の"平面図"の項の"1. 1階"にマウスのカーソルを当ててダブルクリックし、画面を平面図表示に戻しておく。